背景
弊社顧客(日本の包装材製造企業)は、ベトナム・ハノイ近郊の包装材メーカーの買収を検討。買収するにあたり、投資対象となる企業の価値やリスクなどを調査(DD:デューデリジェンス)すること決定。環境管理面、特に土壌や地下水への環境影響や現地法令へのコンプライアンス状況を評価するために、環境デューデリジェンス業務を受託。
サービス概要
日本人、タイ人、ベトナム人から構成される弊社チームが、買収検討先の包装材製造工場を訪問。環境サイトアセスメントに関する規格「ASTM E1527-21 Standard Practice for Environmental Site Assessments: Phase I Environmental Site Assessment Process」を参照して現場サイトの履歴や環境管理状況を確認するとともに、各種環境関連書類(環境関連許認可・届出、環境分析報告書、事故報告、監査報告書等)を精査。工場実査や担当者へのヒアリング、関連書類等から判明した事実を報告書にまとめて提出するとともに、要点のブリーフィングを実施。
お客様にとってのメリット
顧客は、サイトの履歴および現在のオペレーションに起因する環境リスク要因を把握。また、現在の法令違反状況についても、法令の要求と合わせて日本語で解説。意思決定の参考になる情報として、法令で定められた罰則やイの法令執行の実情についても知見を共有。