2025年5月27日、タイ・タクソノミー委員会(Thailand Taxonomy Board)は「タイ・タクソノミー・フェーズ2」を発表しました。タイでは2023年6月に、エネルギーおよび運輸セクターを対象とするタクソノミー・フェーズ1が発表されており、今回導入されたフェーズ2は対象業種を拡大、温室効果ガス(GHG)排出量が多いとされる農業、建設業・不動産業、製造業、廃棄物管理業界が新たに対象となりました。

タクソノミーの掲げる目標は以下の6つです。


1. 気候変動の緩和
2. 気候変動への適応
3. 海洋資源・水資源の持続可能な利用と保護
4. 資源の回復力強化と循環型経済への移行促進
5. 汚染の防止と管理
6. 生物多様性と生態系の保護と回復

タイ・タクソノミーにおける経済活動の分類は、信号機の3色になぞらえた「交通信号システム」を採用し、パリ協定の目標に適合した「グリーン」、ネットゼロ排出には達していないものの改善が見込める「アンバー(黄色)」、ネットゼロ目標に適合せず近い将来に適合する見込みもない「レッド」の3種にカテゴリー分けされており、金融機関がグリーン・ファイナンスを行うにあたっての判断基準として用いられています。

なおタイ・タクソノミーは、天然資源環境省の気候変動環境局(DCCE: Department of Climate Change and Environment)、タイ中央銀行(BOT)、証券取引委員会(SEC: Securities and Exchange Commission)、タイ証券取引所(SET: Stock Exchange of Thailand)、および関連官民セクターの代表者で構成されるタイ・タクソノミー委員会(Thailand Taxonomy Board)により策定されています。

 

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