タイ産業における化学物質法規制に関する研修の実施

場所 : バンコク

業種 : 化学産業協会

サービス : タイ産業における化学物質法規制に関する研修の実施

背景

バンコク日本人商工会議所(Japanese Chamber of Commerce, Bangkok: JCC)は、化学品部会と共催で、タイで事業を展開する日系企業向けに「化学物質安全セミナー」を毎年開催しています。このセミナーは、タイにおける化学物質管理、関連する法律や規制についての知識と理解を深めるとともに、化学業界に影響を与える重要な情報や動向を普及させることを目的としています。

開催第10回目となる今回は、従来の化学物質に関する法規制から内容の幅を広げ、化学業界においてその重要性が増している脱炭素化やサステナビリティに関するテーマも取り上げて実施されました。

Green & Blue Planet Solutions(GBP)は、タイの法規制および環境・サステナビリティ分野の専門家として招待され、講演を行いました。GBPは、日本人経営層や実務担当者向けには日本語で、化学物質管理やコンプライアンスを担当するタイ人スタッフ向けにはタイ語で講演を実施しました。

日本語の講演では、タイにおける化学物質の法規制や最新の規制動向に加えて、ISCC認証、製品や組織のカーボンフットプリント、脱炭素化の動向など、化学業界で関心が高まっているサステナビリティに関するテーマについて解説しました。一方、タイ語の講演では、タイの化学物質に関する法規制や、実務における具体的な対応・実践方法に重点を置いて解説しました。

 当社の取り組み

GBPは、タイの日系企業が直面する化学物質管理や法規制に関する課題、さらに化学業界におけるビジネス環境の変化を考慮してセミナーの内容を設計しました。また、日本人とタイ人の参加者のそれぞれの役割や責任に合わせて内容を調整しました。

  • 日本人参加者向けの内容: タイの化学物質法規制の枠組みの全体像、企業が遵守すべき主要な要件、通知や許可申請の手続き、および最新の規制動向について説明しました。複雑なタイの規制を経営や事業運営の視点から日本語で解説することで、日本人経営層や実務担当者がタイでの事業運営に及ぼす影響を明確に理解できるように努めました。 さらに、化学業界で重要性が増している脱炭素化やサステナビリティの課題(ISCCやその他のサステナビリティ認証制度、製品や組織のカーボンフットプリント、温室効果ガス(GHG)排出量の算定と管理など)についても取り上げ、これらが事業運営やグローバルサプライチェーンに与える影響を強調しました。

  • タイ人参加者向けの内容: 化学物質管理やコンプライアンスを担当するタイ人参加者に対してはタイ語で講演を行い、法規制の構造、遵守すべき主要な要件、関連する手続き、および日常業務に規制を適用する際に留意すべき重要なポイントについて解説しました。

セミナー内では質疑応答(Q&A)のセッションも設けられ、参加企業が実際の業務で直面している法規制や化学物質管理に関する疑問を質問する機会を提供しました。GBPの専門家は、タイの法律に関する知識や企業へのコンサルティング経験に基づき、実践的な説明とアドバイスを提供しました。

選ばれる理由

タイで事業を展開する日系企業は、国内の化学物質に関する法規制に対応するだけでなく、サプライチェーンの脱炭素化やサステナビリティなど、急速に変化する国際的な期待や要求にも備える必要があります。

GBPは、タイの化学物質法規制に関する深い専門知識と、ISCC認証、カーボンフットプリント評価、温室効果ガス排出量管理などのサステナビリティに関する知識と経験を融合させています。これにより、法規制への準拠(コンプライアンス)と化学業界で重要な役割を果たしているサステナビリティ要件の両方を網羅する、統合的な視点からの情報提供やアドバイスを行うことが可能です。

GBPのもう一つの強みは、複雑な法的・技術的な内容を日本語とタイ語の両方で的確に伝えることができる点です。日本人経営層や実務担当者には経営的視点から説明し、同時にタイ人スタッフには現場の実務的視点からコミュニケーションを図ることで、組織内の経営陣と現場スタッフ間の共通理解を構築する支援をしています。

現地の法律に関する専門知識、サステナビリティに関する知見、そしてバイリンガルでのコミュニケーション能力を組み合わせることで、GBPは、タイの日系企業がコンプライアンスの向上を図り、新たな規制に備え、市場やグローバルサプライチェーンからのサステナビリティに対する期待に効果的に応えられるようサポートしています。