有害物質輸入業者向けCBI手続き支援

場所 : バンコク、タイ

業種 : 石油・潤滑油製品輸入業

サービス : 有害物質法対応

背景:

工業用の潤滑油や石油関連製品をタイへ輸入する際には、有害物質法に基づく各種届出や許可取得が必要となる場合があります。一方で、これらの製品の化学組成や配合情報は重要な営業秘密であり、メーカーや輸入業者にとって厳格な機密管理が求められます。本プロジェクトのクライアントは、工業用工場向けの潤滑油および石油関連製品をタイへ輸入・販売する企業です。同社が取り扱う製品の詳細な組成情報は非公開情報であるため、規制対応を進めるうえで、タイ工業省工業事業局(DIW)が定める「機密事業情報(Confidential Business Information:CBI)」制度を適切に活用する必要がありました。

そこで当社は、CBI申請手続きから有害物質法に基づく各種許認可対応まで、包括的な規制対応支援を提供しました。

当社の取り組み:

当社は、クライアントとDIW有害物質管理部門との間に立ち、CBI申請に必要な資料の整理、提出書類の作成支援、および行政との調整業務を実施しました。プロジェクトでは、営業秘密として保護すべき情報と規制当局へ開示すべき情報を整理し、適切な形でCBI申請を行うことで、機密情報の保護と規制対応の両立を図りました。また、申請後は当局との継続的な連絡・調整を行い、審査状況を確認しながら円滑な手続きを支援しました。さらに、有害物質第2種の届出、有害物質登録、輸入許可申請、各種許可の更新手続き、ならびに有害物質の輸出入実績報告(Wor.Or./Or.Kor.6)など、有害物質法に関連する幅広い手続きについてもコンサルティングサービスを提供しました。

選ばれる理由:

当社は、タイの有害物質法および化学物質管理制度に関する豊富な知識と実務経験を有しており、企業の規制対応を総合的に支援しています。本プロジェクトでは、クライアントの重要な営業秘密を保護しながら、法令で求められる手続きを適切に進めることで、製品の輸入および販売に必要なコンプライアンス体制の構築を支援しました。また、CBI申請だけでなく、有害物質登録、輸入許可、定期報告などの関連手続きを一貫してサポートすることで、クライアントは複雑な規制対応に煩わされることなく、本来の事業活動に専念することができました。

当社は、化学品規制への対応と企業機密の保護を両立させるパートナーとして、お客様の事業継続と市場展開を支援しています。