組織カーボンフットプリント(CFO)算定
場所 : ラヨーン県、タイ
業種 : 化学品製造業
サービス : 組織カーボンフットプリント算定
背景:
近年、企業には温室効果ガス(GHG)排出量の把握と削減に向けた取り組みが求められており、特に製造業では、事業活動に伴う排出量を定量的に管理することが重要な経営課題となっています。
本プロジェクトのクライアントである化学工場では、環境管理の高度化と脱炭素経営の推進を目的として、組織のカーボンフットプリント(Carbon Footprint for Organization:CFO)の算定を実施することを決定しました。そこで当社は、事業活動全体における温室効果ガス排出量の可視化と排出源の特定を支援するため、CFO評価プロジェクトを実施しました。
当社の取り組み:
当社は、タイ温室効果ガス管理機構(TGO)の基準およびISO 14064-1:2018に準拠し、組織のカーボンフットプリント算定を実施しました。まず、現地調査およびクライアントとの協議を通じて、工場の運営状況、生産工程、エネルギー使用状況などを詳細に把握し、評価対象となる組織境界を設定するとともに、主要な温室効果ガス排出源を特定しました。その後、燃料使用量や電力消費量などの活動データを収集・分析し、組織全体の排出量を算定しました。また、プロジェクト期間中は定期的な進捗会議を実施し、データ収集や算定プロセスを円滑に進めるとともに、認証に必要なGHGインベントリ報告書および関連資料の作成を支援しました。さらに、クライアントが継続的に排出量管理を実施できるよう、CFOの考え方や運用方法に関する研修も実施しました。
選ばれる理由:
当社は、排出量の算定だけでなく、その後の排出量管理や削減活動につながる仕組みづくりまで一貫して支援しています。本プロジェクトでは、組織全体の温室効果ガス排出量を定量的に把握することで、主要な排出源を明確化し、今後の削減施策や投資計画を検討するための基礎データを整備しました。これにより、クライアントは短期・中長期の排出削減目標を設定し、より効果的な環境戦略を策定できるようになりました。また、算定結果はサステナビリティ報告書や顧客・投資家への情報開示にも活用できるため、企業の環境パフォーマンスの可視化や信頼性向上にも貢献します。当社は、国際基準に基づく豊富な実務経験を活かし、企業の脱炭素経営と持続可能な成長を支援しています。